日々の仕事の中で進歩しない、成長していないと感じる方も多いのではないでしょうか。成長しない原因の1つとして考えられるのは振り返りをしていないことが考えられます。ここでは、なぜ振り返りをしないと成長できないのか説明し、振り返りをするときに留意すべきことを説明したいと思います。
なぜ振り返りをしないと成長できないのか？
成長しない原因は自分が現在置かれている立場や自分の能力を正しく理解していないことにあります。振り返りをきちんとすることで、過去の自分を正しく理解することができ、自分が今後どうすればいいのかが明確になり、何をすべきかわかるため、成長に繋がっていきます。
グングン成長するための振り返り方法「KPT法」
効率よく振り返りをする方法として「KPT法」と呼ばれるフレームワークを紹介します。KPT法は「Keep」、「Problem」、「Try」の頭文字をそれぞれ取って命名されてます。KPT法は一般的にグループで取り組むために作られたものですが、個人でもKPT法の考え方は十分に活用することができます。
1.よかったところをキープし、その日の問題点を挙げる
まず、前回の改善点を考慮しながらその日の仕事でよかった点、問題となった点をまとめます。その日よかったところは、次回の仕事でも続けていけるようにし、問題となった点は改善する必要があるということが分かります。
2.次にやってみたいことを挙げる
振り返った良い点、問題点を元に、次の仕事ではどのようなことに挑戦しその問題点を解決していくのかを挙げていきます。一般的に振り返りは単に問題点や改善点を挙げたところで終わってしまいがちですが、このようにそれをどのように解決していくのか考えるところが成長するためのポイントなのです。
KPT法を用いて次の仕事で改善することを洗い出し、実際にこなすことで成長することができるのです。なかなか成長しない、振り返りをどうすればいいのかわからないという方はKPT法を試してみてはいかがでしょうか。
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